春田、キスのあとの美しすぎる所作。。

 

※ネタバレ注意!

 

 

劇場版おっさんずラブ(love or dead)のラストに春田創一と牧凌太によるキスシーンがある。

 

こんなに美しいキスシーンを僕は見たことがない。。

 

転勤でシンガポールに旅立つことになった牧、

それを見送る春田、、

ひとしきりじゃれ合ったあと、その時は突然訪れる。それでいて必然的。ごく自然な流れで進行される。

 

今まで受身だった春田から牧へ、溢れ出る想いをまんまぶつけるような渾身のキスだった。

男らしくて少々強引、、それでいて静的。

静的な中にも荒々しさがみてとれる、とても奥行きを感じさせるキスだ。

そのキスの素晴らしさを、僕が抱いた感情を、村上春樹氏ならきっと余すことなく全てうまく表現してみせるのだろう。。

とにかく今の僕のボキャブラリーでは、これ以上はうまく表現できない。

 

よって今回、僕がクローズアップしたいのは“キスの後の春田の艶かしく美しい所作”…これだ。

キスの重厚感と比較して、キスの後の春田の所作には“カスミソウ”のような儚さ、そして繊細さ?線の細さを感じさせられる。

そのギャップがたまらない、、完全にやられた。

そう思わせる最大の要因は、春田の手の動きにある、、

春田創一を演じる田中圭氏の、指先の神経までもがセリフを発するような繊細な演技力。。

キスの際、牧凌太の頬をつつんでいた春田の手の平が、キスの終焉とともに牧の頬をゆっくり離れ、そしてそれは牧の胸を付かず離れずのソフトタッチでするりするりと滑りおりていく。。

(…下手な官能小説のような表現に目をつぶって頂きたい。。)

 

とにかく春田のその、牧の胸をゆっくり降りていく指先の表情、繊細な動きに注目してほしい。

それはまるで、古きよき日のフランス映画のワンシーンのような美しさだ。。

 

“ポンコツ”のレッテルを貼られた春田という男の背中に、

フランス映画の美しい女優の姿を垣間見ることができるはずだ。。

 

 

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